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【行政書士のお役立ちブログ】

遺言執行者の権限について

遺言執行者とは、遺言の内容を実現するために種々の手続きや調整を行う者です。遺言書の中で指定されている場合もあれば、家庭裁判所が選任する場合もあります。
 
遺言の内容=遺言者の意志 と考えると、遺言執行者は遺言者の代理人という理屈になりますが、実際の益を亡くなった遺言者が享受することはできません。それで実質的には、遺言によって利益を得る相続人や受遺者の代理として行動します。
 
遺言の中で「相続させる」と記載されている場合には、遺言者が亡くなった時点で該当する財産は相続人のものとなっているので遺言執行者の出番は無いという考え方もあります。実際、金融機関によっては遺言執行者が単独で預貯金の解約・名義変更をなすことを認めないところもあります。しかし、民法1012条には「遺言執行者は、相続財産の管理その他遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を有する」とあり、遺言執行者による金融機関に対する払戻請求権を肯定する判例もあります。
 
法律の理屈のみを主張してもしかたがありませんので、遺言執行者は金融機関に対し丁寧に説明し、場合によっては払戻の遅延から生じる損害の賠償を求めることになるかもしれない旨を伝えることもできるでしょう。
 
遺言執行者の権利義務として、遺言の中で「○○銀行の口座(口座番号××××××××)の解約または名義変更を単独で為すこと」 など、具体的に記載しておくことも助けになるかもしれません。

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